■ 2004/07/30(金)02:47
追悼「こどもの一生」。
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| 「MIDSUMMER CAROL〜ガマ王子VSザリガニ魔人」大阪公演初日を観てきた。席数約900のシアター・ドラマシティは補助席も出て、超満員。 中島らも氏逝去の知らせが届いた翌日だっただけに、何かとんでもない状況になっているのでは、と思ったりもした。らも氏は演劇関係者、特に関西の小劇団と深くつながっており、今回の役者やスタッフにも関係者が多い。しかし、全く杞憂に終わった。見事な公演だった。 パルコ劇場には2回足を運んだし、稽古もゲネプロも観ているので、もう知り尽くした芝居のはずなのに、またたっぷり楽しめた。次はこうなる、と分かっているのに面白かったり、次はこうなるはずなのに今日はこう出た、ということが面白かったり、人の感性というのは不思議なものですね。また注目するポイントをちょっと変えてみると、これがまた新鮮だったり。同じ演目を何度も観る芝居好きリピーターの気持ちが少し分かってきた。 カーテンコール3回、そしてスタンディング・オベーション。 ということで、当然、打ち上げ。大阪の夜に酩酊いたしました。 二日酔いののぞみ東京行き。楽チンだな〜、のぞみは。おしぼりまでくれる。 窓の外 光雲流れる 夏の空。
僕が初めて芝居の音楽をやったのは、中島らも・作「こどもの一生」だった。 | | |