NOT DIARY

 

■ 2006/01/29(日)02:06  ライヴ週間。
1/24(火)
学校。ピアノ・ゼミ最終日。たどたどしい指使いで、失敗しながらも一生懸命ピアノに向かう生徒たちは、なんともかわいい。純粋なのですよ。ドクター・ジョンを弾きたいという人、「コーリング・ユー」を弾こうとする人、私の作曲「プラネタリウム」をやりたいという人・・、それぞれが自分のレベルでピアノに親しんで、音楽の面白さを発見し、音を出す喜びを感じてくれればそれで充分。終了後、軽く飲み。

1/25(水)
タテヤマユキ嬢と1/26日用アコ2重奏の練習。曲は「メロディ・フェア」。
自分でアレンジしたのですが、結局僕って、どうも実力以上のことをやりたがるんですね。自分で譜面書いて、いざ弾こうとすると四苦八苦。
でも2台のアコーディオンが重なると、他のアンサンブルにはない美しさが嬉しい。上手くできるといいなぁ。
夕方、美容院へ。

1/26(木)
ということで、Twin Accordion Night vol.3@三軒茶屋グレープフルーツムーン。
まずタテヤマユキさんと僕とでアコーディオン2重奏「メロディ・フェア」。前日の練習の甲斐あって、美しくかわいく爽やかに好発進。
続いてマルカート(ってつまりタテヤマユキさんのことなんだけど)のコーナー。アコーディオンの弾き語り。誰も真似の出来ない、それはそれは見事なパフォーマンス。恐るべし、タテヤマユキ。尊敬してますよ〜。
そして、プラネタリウムのコーナーをガツンとやって、最後にタテヤマ&プラネタリウム、というメニュー。
おかげさまで充実感をたっぷりといただきました。バンド・サウンドも固まってきたぞ。
出がけのゼナ2,出番前のユンケル。ドリンクに頼りきりの今日一日ではありました。
軽く打ち上げを「ぢどりや」で。
来てくれた皆さん、どうもありがとう! 今年もよろしくね。

1/27(金)
学校。スコアリーディング。来週テストなので復習。
後期に取り上げた曲は「What's Goin' On」「Venus」「Lucy In The Sky With Diamonds」「(They Long To Be)Close To You」「The Long And Winding Road」「Smoke Gets In Your Eyes」「Calling You」「Strawberry Fields Forever」「My Favorite Things」。これらを聴きながら、テストに出るポイントをチェック。答えをそのまま言っちゃったものも・・。これで来週のテスト、出来が悪かったら寂しいなぁ。でも出来ないんだろうな〜、きっと。

1/28(土)
寝坊。筋肉痛。夜、実家。

■ 2006/01/24(火)00:59  大雪に大あわて。
1/18(水)
瓜生明希葉リハーサル。今回は女性パーカッション奏者が参加。彼女は実は看護婦でもある! 注射が得意だそうである。聴診器もちゃんと自前のを持っているそうである。うううう、興奮する。ああああ、刺激的すぎる。瓜生バンドにカンフル剤を、僕には栄養剤を注入してくれ〜。

1/19(木)
プラネタリウムのリハ。1/26のライヴはTwin Accordion Night vol.3ということで、アコーディオン&シンガー・ソングライターの"マルカート"ことタテヤマユキさんと一緒にやるのですが、今日のリハにそのユキ嬢が参加。スタジオの扉を開け、登場するだけで何故か大爆笑、というお得な雰囲気をお持ちの彼女。愉快な愉快な音合わせとなりました。

1/20(金)
学校。「My Favorite Things(私のお気に入り)」でスコアリーディング。
ロジャース&ハマースタインが生み出した数々のミュージカル・ナンバーの中でも特にユニークなこの曲、既にスタンダード・ナンバーとして定着しているが、「サウンド・オブ・ミュージック」の中でマリアが子供たちに歌った曲というより、今ではJR東海のCM曲として知られているのかも。何年ぶりかでサントラ盤のこの曲をじっくり拝聴。ジュリー・アンドリュースの歌のうまさと、シンプルな同じメロディがマイナーとメジャーの両キーで使われる面白さに、あらためて唸ってしまう私。名曲だ。こういう曲、作りた〜〜い。
なおJ・コルトレーンの名演も有名だが、彼がこの曲を取り上げたのは、映画の公開よりも前だったことは周知の事実(「サウンド〜」はブロードウェイでのヒットを受けて映画化された)。この曲が放つユニークなパワーにいち早く着目したあたりに、他のジャズ・メンとは一線を画すコルトレーンの非凡さが垣間見られる。マイナーとメジャーを行ったり来たりするこのジャズ・ワルツ・サウンドは、原曲とはまた違ったとても不思議な世界を作っている。
偉大なり「My Favorite Things」。偉大なり、コルトレーン。

1/21(土)
雪。予定していたタテヤマユキ嬢とのリハを延期。
車周辺の雪かきをしたついでに裏の野川沿いを散歩。まだ踏み荒らされていない真っ白な雪がふんわりと河川敷を覆い、なんとも可愛らしい風景。
ところで、またやってしまった。授業用に先日購入したJ・コルトレーンの『My Favorite Things』をCDラックにしまおうとしたら、既に1枚あった・・。あ〜あ。アナログ盤は持ってるけどCDはないと思って買ったのになぁ。いつ買ったんだろう・・。

1/22(日)
雪が溶けると、べちゃっとしてばっちいなぁ。誰かが作った雪だるまが、ぐったりと病人のよう。
夕方からプラネタリウムのリハ。充実してきたぞおおおおおお。すごいぞおおおおお。たぶん。
みんな26日(木)のライヴ、来てね。来てよ。

1/23(月)
ううう、寒い。空気が氷のよう。初台からつるつるの凍結道路を歩いて、学校。シンセサウンド研究。
YMO初期の機材をチェック。YMOサウンドの心臓部とも言えるのがRoland MC-8というシーケンサー。これ、当時は画期的で夢のようなものだったけど、メモリー容量16KBしかなかったんだなぁ。それで120万円もしたとは! データはカセット・テープに保存できるものの、ロードに時間がかかるから、初期のライヴではシーケンスを使う曲と使わない曲を交互に演奏していたとのこと(その後、MC-8を2台使うようになり、連続して演奏できるようになった)。あの頃はまだMIDIじゃなかった・・。
などなど、現在のミュージック・シーンを彩る機能満載の電子機器と比べてみると、その差に驚く。でも機材の進歩って、音楽の善し悪しとは全く関係ないんだな、とあらためて『Technodelic』('81)の充実したサウンドを聴いて思った。
夜、極寒。調布からつるつるの凍結道路を、慎重に歩いて帰宅。

■ 2006/01/18(水)02:30  ぼちぼち脱正月気分。
1/14(土)
雨。
加藤いづみさんの結婚パーティー。お相手はヴォーカリスト今井正喜くん。ふたりは松任谷由実さんのツアーにコーラスで参加したとき知り合ったそうだ。パーティー会場は代官山の瀟洒なレストラン・バー。お人形のように可愛く、白バラのように清楚で優雅で可憐なウェディング・ドレスのいづみ嬢は、かなり年下の美青年今井くんと並ぶと、仲のいい姉弟のようで何とも微笑ましい。しあわせな日には冷たい雨も美しくきらびやかだ。
立食スタイルの宴は、雨よけのビニールが天井に張られたパテオと、バー・カウンターやテーブルも備えた店内とで、華やかに、にぎやかに、そして和やかに進行。
程なく店内でライヴ・タイム。武部聡志氏が演奏と進行役を務めて、そうそうたるミュージシャンが次々と歌のプレゼント。
そして最後は何とユーミンが登場。
簡単なMCに続いて、A・ギターのイントロが始まり「やさしさに包まれたなら」を歌い出すと、新郎が涙でくしゃくしゃに。こちらも不覚にもうるうる。いづみ嬢はけろけろっと新郎の涙をぬぐう。
そりゃ目の前で本物のユーミンに歌われたら、しかもまさにふたりのためだけにあの声で歌われたら、涙も洟も涎も出るでしょう。さすが女王の貫禄でした。やっぱりいい曲、とあらためて実感。至近距離で見る「本物」のパワーはすごかった。
2次会は渋谷のライヴハウス。3次会は居酒屋。結局泥酔。「やさしさに包まれたなら」を口ずさみながら千鳥足で帰宅。うぃ〜っ。

1/15(日)
とつぜんのぽかぽか陽気。どうなっちゃってるの?
プラネタリウムのリハを調布たづくりで。ひとりの練習とバンドとでは全然違うなぁ。何が一番違うかというと、音量。やはりベースやドラムやギターがガツンと鳴らすと、それに負けじと弾かなくちゃいけないわけで。
どうしても変なところに力が入ってしまう。で、ぐったり。

1/16(月)
学校。シンセサウンド研究でYMO。
YMOは1978年に細野氏の呼びかけでスタートするわけだが、その際にキーワードとなったのがマーティン・デニーの「Fire Cracker」という曲。エキゾチック・サウンドと呼ばれるこのインチキ臭い音楽は、米国B~C級映画に登場するチョンマゲ姿の日本人ビジネスマンみたいな「ありえなさ」の香りがあり、ブルース・リーを日本人だと勘違いしているような西洋人の感覚に似ている。細野氏はこの胡散臭さを逆手に取り、更にいっそう胡散臭い東方バンドとして輸出しようとしたわけだ。
「トランス・アトランティック・ツアー」(1979年の第1回ワールド・ツアー)でNYを訪れたときの映像『HURRAH』を久々に見たが、みんな若いね〜。坂本氏も細野さんもゲストの渡辺香津美氏も、み〜んな現状からは考えられないほどスリムでお肌すべすべって感じ。しかしニューヨーカーを前に煙草を吸いながら演奏する坂本氏には驚く。見るからに怪しい東洋人が、西洋人を相手に電子楽器のマジック・ショウを繰り広げる様子は、なかなか圧巻。

1/17(火)
学校から帰ると、うちのマンション前に赤色灯を回転させたパトカーが。何事だろう、と階段を上ると、なんと我家の隣室に警官が3名、ドアから内をのぞき込んでいる。一体なんでしょう? 隣は以前も警官が来てた・・・。ときどき凄い声が聞こえる・・・。気味悪いなぁ。

■ 2006/01/14(土)01:22  正月気分抜けず。
1/8(日)
三日遅れの母の誕生日を新宿かに道楽で。姉夫婦も含め、4人の合計年齢は240くらいか・・。ふぅ。
ひさびさのカニは、手先も適当に忙しく、それなりに盛り上がりますな。

1/9(月)
成人の日。
ああ、今でも思い出す・・・。あれは何年前のことだろう。はるか昔の話だが、練馬区は僕に成人式の通知を手続きミスか何かで送ってこなかった!(戸籍がないのか?) ひどいよなぁ。僕は成人式に出ていないのだ。まぁ、出たくもなかったが・・。

1/10(火)
学校。2006初授業。
終業後、新成人学生たちと軽く飲み。のはずが、結局またけっこう飲んでしまった・・・。
 初春や ロレツ回らず 足もつれ
 学生に 酒を教わり 授業料

1/11(水)
本多劇場で「BIGGEST BIZ」。新春早々、抱腹絶倒の2時間15分。松尾貴史氏はまさに天才。何をやっても面白く、また何か面白いことをやるに違いないからと舞台上の彼から全く目が離せない。松永玲子嬢も抜群にチャーミング。オタクな皿袋とセクシーなサラのギャップに笑いが止まらず。ああ、また見たい。

1/12(木)
寒さ和らぎ穏やかな天候。鶴川Blackスタジオで榎本氏とリハ。
鶴川街道で多摩川を越えると、そこにあるのは姉歯物件「グランドステージ稲城」。申し訳ないがちょっとした観光気分でしげしげと見上げてしまった。

1/13(金)
曇天。冷気が頬骨と肋骨と腰骨と膝頭と爪先に浸みる。
学校。The Beatles「Strawberry Fields Forever」でスコアリーディング。
つくづくへんてこりんな曲だ。名曲ってよく言われるけど、ホント? 僕は好きですが。

■ 2006/01/08(日)01:58  結局、酒漬けの日々。
1/2(月)
埼玉県羽生市の従兄弟宅へ。

1/3(火)
駅伝見たりして終日ごろごろ。2006年初アコなでなで。

1/4(水)
調布在住の音楽家K岡さん宅での新年会に、餅つきをやったりして面白いからと誘われて、行ってみることにした。
大人数でごった返している、と聞いていたので、それなりに雰囲気をイメージしていったのだが、想像をはるかに越えた仰天のすさまじさ。50人くらいいただろうか。もっとか。前庭では餅つきとバーベキュー。家の中では所狭しと人が卓を囲み、あるいは座れず徘徊したり立ちっぱなしも多く、飲んだり食べたり歌ったり叫んだり。
K岡さんのご主人は文筆業とのことで、集っている人たちは出版関係や音楽関係の人脈のようだが、あまりに混沌としていて誰が誰だか何が何だかさっぱり分からない。べろんべろんに酔っぱらった漫画家Y田戦車がいたり、何かのバンドでギターを弾いているという女の人がいたり、二階では子供たちがお化け屋敷をやってて「貞子だ〜」とか叫んでいる。
不審者が侵入しても、これじゃ絶対にわからないな〜。
周りには畑もあるが、そこそこ品がいい小市民的住宅地の中央に建つお宅。周辺から苦情はないのか? 近隣も仲良く参加しているのか? 場所を確認せずに歩いて伺ったのだが、その喧噪ぶりは遠くに轟き100メートルくらい手前ですぐに分かった。
いろいろな新年会があるものだ。
愉快な邂逅もあったが、人酔いして程なく退散。

1/5(木)
終日、アコ&譜面。

1/6(金)
深大寺に初詣。賽銭100円で「紅白に出られますように」とお祈り。ははは。バチ当たるね。
寒さに縮む胃の腑に、甘酒の温みがじわ〜っと染み渡る。

1/7(土)
晴天だが身を切る空気の冷たさ。鶴川Blackスタジオで榎本氏と初リハ。
いい感触。いい予感。

■ 2006/01/02(月)00:15  謹賀新年。
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12/30(金)
大学時代のサークルの忘年会。といっても僕の母校ではないのだが、母校以上に頻繁に通ったので、自分としてもどこを卒業したんだか分からない感じ。音楽との密度の濃い関係はここから始まった、とも言えるだけに、みんなの元気な姿を見ると感慨深いものがある。
2軒目のカラオケは早々に退散して、数人でバーに。やっぱりカラオケは苦手。

12/31(土)
実家へ。老母と年越し蕎麦。
夜、お猪口を片手にK1と紅白を行ったり来たりのTV鑑賞。山本vs須藤が始まると「どうしてもトリのSMAPは見たいっ」と母が熱望。母思いの息子は泣く泣く紅白へチャンネルを換え「あら、こんな曲知らないわ」とか「やっぱり仲居くんは歌へたね」とか「よく見ると凝った衣裳ね」との感想をふんふんそうだねぇと拝聴。SMAPが歌い終わってK1にもどしたら、もう試合は終わってニュース番組になってた。ううう、どっちが勝ったの?

1/1(日)
ここを見てくれている方々へ、新年のご挨拶です。
あけましておめでとうございます。
本年も何とぞよろしくお願いいたします。

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